はなりんです。
ここではドイツ移住費用について書いていきたいと思います。
ドイツ移住を考えた時こんな所が気になってるのでは?
- 移住費用ってどれくらい?
- どこに移住するのが安い?
- 移住に必要な書類の値段って?
- 申請書類の翻訳費用って?
ドイツ移住にかかる費用について気になってる人の為に書いていきたいと思います。
移住費用ってどれくらい?
ドイツに行くだけなら飛行機代7万円程度ですが、住むとなるとビザやら家やらが必要に。
なので、ざっくり状況別ドイツ移住費用はこんな感じ。
- 140€の手数料|ドイツの恋人の家に転がり込む
- 30万円|ドイツ語話せて自力でやる人(家賃・生活費もろもろ)
- 200万円|専門家に手伝ってもらう(手数料100万+貯金残高120万円の見せ金が必須)
- 毎月30万|留学したい人(自力で手配できる人なら月10万円)
ビザの種類や家族構成で金額って違ってきますが、ドイツで暮らすのにかかる費用とビザ取得にかかる費用や家のお金等を話していきますね。
ドイツでかかる生活費はこんな感じ
4人家族だと20万弱(切り詰めて)になると思います。
1ヶ月にどれくらい何のお金が必要?
- 家賃
- 敷金
- 光熱費
- 食費
- 携帯代
- 家のインターネット代
- 交通費
この7つについて順番にまとめていきますね。
家について
田舎や古い家だと安いし、ドイツは家賃が日本より安いのが特徴です。
家賃(ベルリン・ミュンヘンで)
- シェアハウス:4〜6万円
- ワンルーム:5〜7万円
- 2部屋以上:7〜10万円
敷金
デポジット(保証金)として家賃1~3ヶ月分を支払うことがほとんどです。
- 10万〜30万円はみといた方がいいかも
ドイツの賃貸は、キッチンなしが多いです。
キッチン付いてない家を借りると追加で10万円くらいはみておいた方がいいかもです
家具キッチン付きの家もあるのでそれだと、月々の家賃が3000円くらい上がりまく。
長期でそこに住む予定なら自分で揃えてもいいかもしれません。
家具が安いお店とかキッチンが3万円で買えるお店はまた買い方とか別で詳しく紹介しますね。
光熱費
水道代が家賃に込み込みの時もあるし色々ですが、一人暮らしの場合で計算。
- 水道代が約4千円
- 電気代が約3000千円
- 暖房費が約5500円
家族4人とかだと、15000円以上はみといた方がいいです。
食費
- 自炊メインで2万円
- 外食メインで5万円
ドイツで美味しいレストランに当たる確率30%なので、自分で作った方が美味しいってことがほとんど、、、自炊おすすめです。
スーパーなら、1.5Lの水が20円、レストランなら700円くらいです。
ランチはだいたい900円で、コーヒー1杯200円が外食の金額です。
携帯代
- 電話だけ:月600円
- ネットも使える携帯:月2000円(2〜5GB)
くらいから契約できます。
うちの夫君は今年、iphonXがオマケでもらえる月30€の2年プランを契約しました。
去年まではサムソン7がオマケの20€のプランでした。
インターネット代
遅くて安いのを選べば月12€で家にwifiがひけます。
- 月3000円〜5000円
くらい出すとそこそこ普通に使える速さです。
2年間契約のところがほとんど。
(フリーwifi飛んでるところで観ればいいから)
交通費
大都市なら電車とバス、トラムが揃っているので不便はないです。
- 街中の電車は約2万円あれば乗り放題
- 車だとガソリン代は日本とそんな変わらない感じです
使う時だけ払うといいので、電車も車も出かける度合いによりますが、、。
田舎で車が必要なら、リースで2万円とかで契約して、ガソリン代が1万円とかが基準です。
(走る距離にもよるけど)
どこに移住するのが安い?
安いって条件だと都会の近くの小さな街がおすすめです。
総合的にお金がかかりにくい街をランキングにしますね。
- 1位ミュンヘン
- 2位デュッセルドルフ
- 3位ベルリン
です。
ミュンヘンは日本からの航空券が安いのと、領事館があるのと、ベルリンより家賃が安いから。
デュッセルドルフは、ミュンヘンより不便だけど日本人がドイツで一番住んでるので、日本食が手に入りやすいし和食レストランも多いので食費が安く抑えられるから。
ベルリンは圧倒的に大きな街で何でもあるので、何でもすぐ手に入るので結果安くすむから。
最初は領事館がある都市に住んでる方が有利だと思います。
なぜならたくさん手続きがあるので、田舎に住むと領事館までの往復に交通費とか宿泊費とかがかかり高くつくから。
ドイツに日本領事館があるのはこの都市
- ベルリン
- フランクフルト
- ミュンヘン
- デュッセルドルフ
この4都市が私のおすすめです。
あとは、
フランクフルトから40分離れたハイデルベルクに住むのも良いし、
ミュンヘンから40分のアウクスブルクでも良いと思います。
(領事館まで電車で簡単に行けるから)
外国人局(移民局)は、本ビザの受け取り以外の受付は各町役場でできるので、大都市じゃない方が待たなくてサクサク進められます。
(ベルリンだと予約に3ヶ月待ちとからしいです)
ケルンやライプツィヒ、ハンブルグやウルンも美しい街で捨てがたい。
自分が良いなって直感で感じた街に住むのが最終的に一番良いと思います。
私はバンベルグに住みたいなって今は思ってます。
移住に必要な書類の値段って?
どのビザを取るかで変わってきますが、書類は無料だけどドイツ語に翻訳しないといけなくて高くなるケースがほとんどです。
どのビザでも必要なものが以下になります。
- 健康保険の証書|ドイツ滞在期間中有効な国民保険的なのの加入書
- 家の賃貸契約書|住んでるところがあるっていう証明が必要
- 滞在目的の証明書|労働契約書か結婚証明書か資金計画をドイツ語に翻訳して提出
- 収入証明書|勤めてた会社が発行してくれます(私は源泉徴収票でいけました)
- パスポート|有効期限内のもの10年だと15000円
- 証明写真|何かと必要になるので、日本で10枚くらい用意しといた方がいいです(コンビニだと200円で作れます)
あとは、
ドイツの役所でもらえる書類の
- 滞在許可申請書
- 住民登録証明書
も必要になりますが、基本無料です。
逆に、必要書類の翻訳をバーデン=ヴュルテンベルク州は自分で翻訳してもよかったけど、バイエルン州は公式翻訳士にお願いしないといけなかったので、お金が高くつきました。
ややこしいので必要書類についてまとめると、
ビザに必要な書類
住民登録証明書(ドイツの役所)
パスポート
写真(35mm X 45mm、正面撮影)
ドイツ滞在期間中に現地で有効な医療保険の加入書
ドイツの家の賃貸契約書
が全員必要で、
+滞在目的を証明する書類がそれぞれビザの種類で変わってきます。
ドイツの語学学校で語学研修の場合
入学許可証・滞在費用の証明
ドイツで就職の場合
労働契約書か雇用証明書・最終学歴の卒業証明書・労働許可証
海外赴任(駐在)の場合
労働許可証・労働契約書・会社推薦状(滞在目的・滞在予定期間・滞在中の費用が保証・所得金額・ 医療保険へ加入が書かれてる)
個人事業主の場合
資金計画書(Financing plan)・収入見込み書(Revenue forecast)・履歴書(Curriculum vitae)
が追加で必要になり、これらの証明書はドイツ語翻訳が基本必須です。(一部英語でもOKな書類も)
長くなるので、それぞれのビザの取り方は別記事で書きますね。
申請書類の翻訳費用って?
文字の量が多いと高くなるし、少ないと安くなります。
ドイツ語翻訳だけでよければもっと安くでやってくれる業者や、自力でもなんとかなるんですが、その書類がちゃんとしたものだと証明するためにドイツ大使館にハンコをもらいにいかないといけません。
公式翻訳士さんに翻訳してもらうと高いけど、このハンコを押す権利も委任されてるので、私たちが大使館に行く一手間はぶけるのでおすすめです。
翻訳とハンコ両方一気にやってくれるってことです。
(ハンコの話はまた今度書きます)
戸籍謄本を翻訳してもらった時の話
公式翻訳士さんは忙しいみたいで、東京のドイツ大使館で紹介してもらった人5人に断られて、6人目で連絡してやっと引き受けてくれたのがツッキーカールさんでした。
日本の戸籍謄本の翻訳を、日本でツッキーさんにお願いしたところ5千円強かかり1週間以上かかりました。
同じ書類(期限が切れたから)をドイツに住んでる日本人の公式翻訳士さんにお願いしたら2000円で2日でやってくれました。
何をお願いしても3日くらいで確認メールが来て、1週間で届くよう送ってくれます。
トシコさんの連絡先
電 話|0049-711483354(ドイツからかけるなら0711483354)
メール|toshiko.arai-sixt@arcor.de
日本にも送ってくれると思うので、一度トシコさんにお願いしてみるのがいいんじゃないかな?って思います。
(私は電話しました。もちろん日本語で。ハナの紹介ですって言えば親切にしてくれると思います。)
必要書類の中に、アポスティーユって呼ばれる日本政府お墨付き印がないと認めてもらえない書類があるので、これだけは日本でやっとかないとどうしようもないです。
(婚姻要件具備証明書:アポスティーユ付きが結婚の時は必須です)
必要書類はきっちり調べて日本にいる間に揃えとくのがおすすめです。
ドイツ移住にかかる費用まとめ
ドイツ移住は、恋人がいると簡単ですがドイツ語が話せない一般の人はエージェントに100万払うのが一番なのかな?って思います。
ドイツ語ができないと役所の人は取り合ってくれないし、英語が話せる人なんて10人に1人くらいなので、役所系は結構難しいと思います。
(暮らす分には全く問題ないんですが)
他にも費用について調べてて見つけたのがあったので、
ネットに載ってたベルリンに住んだ人の1ヶ月の費用一覧をいくつか載せておきますね。
ベルリンでの生活費
・家賃 370ユーロ
・電話代 33ユーロ
・食費 100ユーロ
・ジム 18ユーロ
・雑費 30ユーロ
・交際費 100ユーロ
・交通費 18ユーロ
合計 669ユーロ|約83000円
家賃(水道代込み) 220€
光熱費・インターネット代80€
携帯代 10
交通費 36
食費 100
交際費 200
合計 €646約87000円
・家賃 520ユーロ(駅近で30平米)
・電話代25ユーロ
・食費 206ユーロ
・ARDドイツラジオ 18ユーロ
・雑費 50ユーロ
・保険など5ユーロ
合計 823ユーロ|約108,500円
語学学校と学生寮にかかる費用
入学金 25€
授業料 400€
教科書 35€
宿泊費 400€
食費 300€
交際費 150€
定期 65€
通信費 20€
保険 89€
合計 1,484€ 363,080円
市民学校とルームシェアにかかる費用
入学金 0€
授業料 150€
教科書 15€
宿泊費 380€
食費 300€
交際費 150€
定期 70€
通信費 20€
保険 89€
合計 1,174€ 325,880円
移住サポートをお願いした人の費用
ドイツ移住サポートへの支払い(日本):約40万
ビザ取得&ドイツ移住サポートへの支払い(ドイツ):約50万
ドイツの家賃と敷金:約55万
ビザ(滞在許可)取得費用:家族4人で168ユーロ
預金:ビザ取得時に残高証明が必要(単身者なら2000ユーロ約26万あればOK)
日本からドイツへの船便費用:約10万
航空券代:格安片道切符で約25万
合計 約181万円+預金残高
こんな感じで目的が学校なのか、家族で移住なのか、結婚や恋人との同居なのかで費用がバラバラ。
何にしても理由のない移住には通帳預金額を最低120万円(できれば理想年収分300万円以上)の残高を証明した方がビザがおりやすいので、家族に協力してもらって一旦残高を嵩増しするなどの努力は必要なのかなって思います。
ヨーロッパいち物価が安いし、お肉なんて日本の3分の1の値段で買えるで、生活費は日本とそんなに変わらない感覚で暮らせると思います。
エージェントを頼ると高いけど楽、自分でやるとしんどいけど安い。
学生の場合
7万円で直行便が買えるのに、エージェントの新人事務員が何も考えず乗り換え2回以上で20万円以上とかのチケット手配されたって苦情が多かったので、注意してくださいね。